私たちの研究室で行われている研究テーマを紹介します。

CMOSカメラの開発

～高速撮像により新しい天文学を切り開く～

国立天文台では高速読み出しが可能なCMOSセンサーを 開発中です。このCMOSセンサーを 多数並べたカメラを製作し、すばる望遠鏡の主焦点に取り付ける 計画が国立天文台との共同研究として進行中です。 すばる望遠鏡の集光力を生かして、今まで人類が見たことのない 暗い天体の速い変動現象に迫っていきます。

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近傍銀河で探る銀河の形成進化

～銀河を恒星の集合体としてとらえ、その形成・進化を解明する～

銀河は何万・何億という星が集まった構造であるため、 その形成・進化を理解することはなかなか難しいことです。 しかし、銀河を恒星の集合体としてとらえることができる近傍銀河を 詳しく観測し、確立している恒星進化理論と比較することにより 銀河全体の理解することが可能となってきます。

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近傍宇宙で探る初期宇宙

～身近に残された初期宇宙のなごりを詳しく調べる～

宇宙の形成初期に生まれ現在まで生き延びている 天体は私たちの身近にも少数ながら存在しています。 そういった天体（恒星や星形成領域）を見つけ、 その素性を詳しく調べることにより初期宇宙の姿に迫ります。

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小型望遠鏡を使った観測天文学

～いつでも使える望遠鏡ならではの観測天文学～

大きな望遠鏡がなければ観測天文学研究が できないということはありません。 いつでも使える比較的小さな望遠鏡を使って実現できる 天文学研究もたくさんあるのです。 こういった独自でユニークな観測研究も進めています。

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その他にも、近傍の銀河団や銀河群といった 高密度環境での銀河進化・星形成の研究経験もあります。 また、宇宙望遠鏡計画への参加や新しい観測装置製作も 今後取り組いんでいきたいテーマです。
さらに、自分はこういう研究をやりたいのだと提案してもらうことも 歓迎します。どのように進めて行けばよいかよく考えて、 新たな天文学研究ができれば素晴らしいです。